ライフスタイルマネジメント療法(管理テクニック)

▮Lifestyle Management Therapy(LMT)

LMT(ライフスタイルマネジメント療法)とは?

普段の悪い姿勢(スラウチスタイル:猫背)やクセが筋肉・関節・代謝に悪影響をもたらし長時間同じ姿勢を続けることで、背骨、背筋、筋膜、椎間板、骨盤に「多大な負担」を強いることになります。

 

例えば、イスに座ることにより腰にかかる負担は立っているときに比べ1.4倍!悪い姿勢で座れば1.4倍どころではなくなってしまいます。

 

加えて脚を組むことで、股関節や股関節周りの筋肉がアンバランスになり、骨盤が前後左右に傾きO脚 ・婦人科系疾患・冷え・むくみ・膝の痛みの原因になります。

 

さらに日常生活において背すじを伸ばす動作がほとんどなく、常に前屈姿勢(物を持ち上げる、靴下を履く、ズボンを履く、靴を履くなど)で過ごすことが背骨(頸椎・胸椎 ・腰椎)、背筋、筋膜、椎間板、骨盤に負担をかけ、慢性の頭痛・肩こり・腰痛などを引き起こす原因になるのです。

 

このように悪い姿勢やクセ、脚を組むこと、常に前屈姿勢(猫背)でいること、長時間イスに座っているなどの日常生活を送り続けることで生活習慣症候群に発展します。

 

 

生活習慣症候群とは...?

 

 

まさにこの生活習慣症候群が、筋・筋膜症候群や、関節機能不全の原因なのです。この生活習慣症候群を改善しない限り痛みや違和感は日々積み重ねられさらに症状は悪化します。

 

そして、生活習慣症候群は改善したはずの症状が再発する多くの原因にもなっています。常に繰り返される痛みや違和感、改善したはずの症状の再発、骨盤のゆがみ、O脚、からだのアンバランス、さらにスポーツ選手のパフォーマンス低下など多くの原因は生活習慣症候群からきています。

 

何事にも必ず原因があり、その原因を取り除かなければいずれまた繰り返してしまいます。例えば、虫歯になった歯を歯医者さんに治してもらっても 、日常生活において常に甘いものを食べ(原因)⇒ 歯磨き(予防)を怠ればまた虫歯になってしまうのと同様です。

 

ライフスタイルマネジメント療法(LMT:生活習慣の管理療法)は、今抱えている症状や、その後また症状を再発させないために、何をするべきか、また、何をしてはいけないのかを的確にアドバイスし、各症状の原因に対する対策(予防)を立て生活習慣の見直しをはかります。

 

さらに筋肉や骨格のバランスを良い状態にキープしていくために自分でできる簡単で効果的なエクササイズ(マッケンジーエクササイズ、その他) や、ストレッチなどの体調管理法(Physical conditionmanagement)により症状の再発、防止につなげます。

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